計測結果のフィードバックの仕方

印刷されたデータのフィードバックの方法です。

(1)足長(そくちょう)

①左右の長さをコメントします。ほとんどの方が左右の長さが違います。

②足長を基に、試し履きのサイズを決めます。(例23.52mm→24cm)

(2)足囲(そくい))

足囲はどこからどこまでの寸法かをコメントします。
靴選びの際はウィズの方を使いますので、寸法をコメントした後ウィズもコメントして下さい。

(3)足幅

足囲と同じくサイズとウィズでコメントをして下さい。

(4)ウィズ

①靴のフィッティングに最も重要な項目です。表示されているウィズはJIS(日本工業規格)で決められている規格での表示です。

②素足で計測した場合、靴下の厚さが含まれておりませので、2枚靴下を履いている方や厚めの靴下の方は(高齢者に多い)靴下で再度計測をお勧めします。特に冬場は注意が必要です。

③市販の靴はだいたいが2Eか3Eです。靴下を履いて計測して2,3Eの方は割りと市販品で満足出来ますが、D以下の方は緩くなってしまいサイズがどうしても小さめになります。

<ウィズの目安>

(5)踵幅

特にフィッティングには使用しませんので、コメントもなしでOKです。

(6)アーチ高(mm)

①インソール販売で最も重要な項目です。

②足計測データシートの右側の足の部分の等高線も観察しながらコメントをします。
ア)等高線の幅が広い→ハイアーチ
イ)等高線の幅が狭い→偏平足

アーチの判断基準 ※あくまで目安です。

<コメント例>

(7)アーチ高率(%)

特にフィッティングには使用しませんので、コメントもなしでOKです。

(8)踵部角度

特にフィッティングには使用しませんので、コメントもなしでOKです。

(9)第1趾側角度

①左右の長さをコメントします。ほとんどの方が左右の長さが違います。

②足長を基に、試し履きのサイズを決めます。(例23.52mm→24cm)

(10)第5趾側角度

特にフィッティングには使用しませんので、コメントもなしでOKです。

(11)足高

<女性の標準> 50~53mm

<男性の標準> 51~54mm

高い低いは足長に対しての足高により決定するそうです。

この数値は女性(男性)の足長の標準値に対してという考えです。
ウィズが細い方でもハイアーチで足高が高い方は甲の部分できつく感じられます。
その場合試し履きのウイズを1サイズ大きくします。